先日鈴木さんも参加されていたツイートで、初めて「ハードプラチナ」なるものの存在を知りました。PT900や850、950とどう違うのでしょう?K10とK18の差はわかるのですが、プラチナの違いは難しいです。
プラチナも金と同様に純プラチナは柔らかいです。 一般的にはパラジウムなどの割金を混ぜてプラチナ90%+割金でPT900を加工地金として使用します。 ハードプラチナはその中でも割金にルテニウムを混ぜたもので通常のPT900よりもビッカーズ硬度を上げたものを指します。 割金の比率はメーカーによって社外秘となっていることも多いです。 結婚指輪など常日頃が身につけるジュエリーはハードプラチナを使用されることも多いかと思います。 ハードプラチナ抜きにしてプラチナの850や900.950というのはプラチナの純度を表しています。 85%.90%95%を千分率で表記したものですね。 一般的にチェーンは850、指輪は900が多くなります。 純度が低いほど硬くなり、高いほど粘り強くなります。 色の違いはそこまで感じられないかもしれませんが、パラジウムを多く混ぜるほうがより白っぽい光沢になります。