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K14とK18は金の含有量の他に何が違うのでしょうか?強度や変色しやすいなど違いがありますか?

K14とK18は金の含有量の他に何が違うのでしょうか?強度や変色しやすいなど違いがありますか?

K18とK14を比較するとK14のほうが黄色が薄い色になり、曲がりにくく硬い素材になります。
ゴールドは混ぜ物に銀や銅が入りますのでK14やK10など純度が低いほうが変色しやすくなります。

K14のほうが硬くて丈夫なんですか!

曲がりにくさというのはメリットのようでデメリットにもなりまして、曲がらないため折れる可能性がでてきます。
加工に適しているという理由で日本ではK18が使われることが多く、使われている理由としてはK18のメリットのほうが大きいからなのだと思います。ただ傷つきにくいという意味では硬いのはメリットですね。

硬いから良いというわけではないんですね。

そうです、特に爪は粘りがあることで曲がりますから、硬すぎると折れてしまう可能性もあります。

なるほどー!

またK14など金の純度が低く混ぜ物が増えると変色はしやすくなり、混ぜものによってはアレルギーも出やすいかもしれません。

上記の理由もあり、当店のオーダージュエリーでは純度の低いK14やK10ゴールドでの加工はお断りさせていただいております。
もちろんK14やK10にしかないメリットもあるのでK18じゃないと素材としてダメということではありませんよ!

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yutasuzuki

鈴木 雄太 愛知県のジュエリー宝石鑑定士。 御依頼いただいたオーダージュエリーです。 最近 #鈴木屋 と呼ばれています。 Twitterもしてます。 【全国に43名 1級ジュエリーコーディネーター】【米国宝石学修了士 GIA .G.G】【1級ジュエリーリモデルカウンセラー】【日本真珠振興会認定シニアアドバイザー】

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