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新品のジュエリーでも石の傷(チップ?)は多少あるものでしょうか

こんにちは。いつも興味深く読ませて頂いております。
他の質問の返答を見てふと思ったのですが、
新品のジュエリーでも石の傷(チップ?)は多少あるものでしょうか?
わたしはジュエリーショップなどでお客さんがルーペで石を確認しているところに遭遇した事はないのですが、
肉眼ではほとんど分からないようなレベルの傷なら許容範囲と言うことなのでしょうか?
鈴木さんのところは中古のジュエリーを新品仕上げをして販売しておられますが
全く傷欠けがない状態なのでしょうか?
どの程度まで綺麗であれば良いのではないか、という目安があれば知りたいです。
最近ジュエリーに興味が出てきたので教えて頂けますと嬉しいです。

新品のジュエリーでも宝石にチップがあることはあり得ます。 例えばですが新品ジュエリー生産用に6mm×4mmのルースを100pcs仕入れたとします。
低単価ルースは一つ一つがケースに入れられることはなく、袋にジャラッと入って届きます。 その時点で石同士があたりチップしたり、擦り傷ができたりすることはあり得ます。
もちろんその後に国内で石検品がされ、そういったルースを弾いて生産されるとは思いますが、そのあたりはメーカーによるところかと思います。
当社でのリサイクルジュエリーは新品仕上げをしていますが、地金部分の研磨です。 一般的にリサイクルショップで中古ジュエリーの中石すべてをリカットして販売するところはありません。
中古ジュエリー販売では多少のチップは記載されないことがほとんどですので、気にされる方は新品ジュエリーでチップ等の中石の状態を確認した上で御購入されることをオススメします。

  • この記事を書いた人

yutasuzuki

鈴木 雄太 愛知県のジュエリー宝石鑑定士。 御依頼いただいたオーダージュエリーです。 最近 #鈴木屋 と呼ばれています。 Twitterもしてます。 【全国に43名 1級ジュエリーコーディネーター】【米国宝石学修了士 GIA .G.G】【1級ジュエリーリモデルカウンセラー】【日本真珠振興会認定シニアアドバイザー】

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