宝石

同じ種類カットctの石でなぜ値段差があるのか

同じ種類カットctの石で値段差があった場合、なぜ値段差があるのか、どこを見ればいいのかポイントはありますか?ファセットポイント、ポリッシュライン、インクルージョンの他にです。
鈴木の豆知識がとても勉強になりました。ミネショが再開されたらそういうとこも見てみたいなと思いまして…。

例えばですが、海外からルースを仕入れる場合、原則プライス表記はありません。 そうなるとA社が10000円で仕入れたものをB社は15000円で仕入れているかもしれません。 バイヤーさんの相場観によって違いはでます。 あとはセレクションで仕入れるか、ロットで仕入れるかで単価は違ってきます。 うちは個々のピースを見て仕入れたいのでセレクションで仕入れます。 品質の良いものを選べる代わりに割高になるところはあります。 あとは諸々の経費のかかり具合などによっても価格はかわってくるとは思います。 豆知識タグもご覧いただいてありがとうございます。 あれこれ書きましたが、結局のところ肉眼で見て綺麗に見えるかどうかだと思いますよ。 ビビビッときた!とか石に呼ばれた気がした!のような直感は、高品質な宝石にも勝ることはあるかと思います。 大切なのは一般的にはこのくらい!というラインをしっかり持つことです。 すべての宝石にポリッシュラインがあるからNGと当てはめてしまうと何も楽しめなくなってしまいます。 この宝石ならこのくらいは入っていることが一般的だからOKだな。くらいに楽しんでいただければと思います。

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yutasuzuki

鈴木 雄太 愛知県のジュエリー宝石鑑定士。 御依頼いただいたオーダージュエリーです。 最近 #鈴木屋 と呼ばれています。 Twitterもしてます。 【全国に43名 1級ジュエリーコーディネーター】【米国宝石学修了士 GIA .G.G】【1級ジュエリーリモデルカウンセラー】【日本真珠振興会認定シニアアドバイザー】

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