こちらはアームに連続してルースを留めた連留め。
もともとはプレーンなアームでしたがそこに穴をあけてダイヤモンドとサファイアを留めてアレンジしました。
彫り留めは地金に穴をあけて宝石を埋めていきますので地金に厚みが必要な加工です。
また割れやすい石での依頼は避けたほうが無難です。
こちらははつり留め。
たがねで筋を彫り、爪を作る留め方です。
たがねで彫ったラインがでますので個性的な留め方になります。
ちょこ皿のように皿をつくり埋め込んでいきます。
よく見ると皿の内側に小さな爪があり留まっています。
宝石のテーブル面が地金よりも下にくるので引っ掛かりのない留め方です。
また皿が反射板のようにあり少し宝石を大きく見せる効果も期待できます。
こちらは最初にご紹介した連留めですが、枠にミル打ちがされています。
アームの形状が甲丸だと相性が悪いので縁にミル打ちをするのであれば平打ちのアームが良いです。
こちらもアームにダイヤモンドが彫り留めされていますね。
デザインの中に組み込んでウェーブしたラインに合うようにダイヤモンドの大きさを変化させて留めています。
ちょこ留め/スポット留めです。
お皿が目立たないサイズで埋め込みされています。
プリンセスカットのエメラルドも綺麗に彫り留めできました。
どうしても破損リスクある留め方になるので出来上がりまではどきどきしますね。
センターを後光留めにして、両サイドを益留めにしています。
後光留めははつり留めよりも派手な彫りが魅力で存在感があります。
サイドのます留めはラウンドのルースを留めているのですが、四角く切り囲っています。
ラウンドの石とは一見してわからないようなデザインになります。